「いやー、本当に強いね、ちゃん」
「うむ! さすがでござる!」
A Time . -15-
の実力が見たいと佐助が言ったので、4人はそのまま道場へ。
その辺の男を適当に捕まえての相手をさせる。
は予想外にも、どんどん相手から1本を取っていく。
そしてその度に、おぉー、と歓声が上がる。
10人抜き程した頃、もういいよー、と声がかかった。
「ほんとにもう、戦に出れるねー」
「本当ですか!?」
「ちゃんが倒した中に、何回か出陣した奴いたしね」
その言葉に驚いてみせたに、沈む男が何人か。
「後は体力と戦慣れだね」
「はい」
現代では体力のあったでも、戦国時代ではそうではない。
更に問題なのは、戦場。
未だに、あの屍の山を見れる気がしない。
少し不安そうにしたに気付いたのか、幸村が声をかける。
「殿なら大丈夫でござる!」
簡単な一言だったが、それだけでも大丈夫な気がしてきた。
「ありがとうございます」
戦は一瞬で命を落とす。
だからすぐに慣れることは出来ないが、それでも克服してみせる。
そう決意した瞬間。
そんなとき、佐助が予想外なことを口にした。
「じゃあさ、次の戦でのちゃんの出陣の許可を取りに行こうよ、大将に」
「おぉ! それは良い!」
「いや、ちょ、待ってくださいよ!」
いずれ出陣させて欲しいと頼んだだけで、今すぐとは。
「殿なら大丈夫でござる!」
先程も同じ言葉を聞いた気がするが、心境が全然違う。
全く心が救われる気がしない。
「む、無理ですっ!」
かなり大声で叫んだが、幸村も佐助もそんな言葉は聞かずに信玄の元へと足を進める。
「ほら、ちゃん」
「……少しくらい聞いてくださいよ」
そしてその言葉も聞いてもらえることはなかった。
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ぶ、文才が欲しい!
そして睡眠が欲しい。
限りなく恋愛要素の少ない夢ですが許してください。
090904
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